アンナプルナサーキットを楽しむ 2014/10月 大阪から古川様

アンナプルナサーキットを楽しむ 2014/10月 大阪から古川様

  • アンナプルナサーキットを楽しむ 2014/10月 大阪から古川様

アンナプルナサーキットを楽しむ
1日目
 早朝ホテルを出発。屋根の上に荷物を満載した満員のハイエースで出発。デコボコの多いポカラ街道を右折、ベシサハールで、ランドクルーザーに乗換、デコボコ、ガタガタの悪路を進み、大きな滝を何ヶ所も見て、チャメチョのロッジ着。この悪路を運転するのは、慣れないと無理だろう。


2日目
 崖崩れがあり、車で行く予定が歩きになる。タル村から先は車があるとのことだったが、既に出発した後で、歩くしかない。時間に余裕があれば、マナスルサーキットの分岐、ダハラパニに泊まると楽だろう。ここを通過し、車道、登山道を出たり入ったりを繰り返し、急坂を上りきるとデマン着。歩く場合はここが限度だったが、ランドクルーザーが来たので便乗し、10月のサイクロンの大雪で、停電している真っ暗のチャメのロッジ着。歩くと種々の滝を楽しむことができる。

3日目
真っ白な、マナスル(8,163m)とラムジュンヒマール(6,983m)が見える。30分位で、このサーキット唯一、アンナプルナⅠ(8,091m)のギザギザ峰が遠くに見える。氷河崩れを左手に、大きな寺院のあるピサン着。アルコール類は高山病予防で飲み納め。

4日目
40分位で、マリンツォタル池に写るアンナプルナⅡ(7,937m)が綺麗だ。車道と別れ急登し、最高のビーポイントのギャル(3,670m)着。アンナプルナⅡ。アンナプルナⅣ(7,527m)とアンナプルナⅢ(7,555m)、ガンガプルナ(7,454m) が正面に見える。石造りの家と寺院を下ると、マナン空港が眼下に見える。平坦な道だが、一番奥の本マナンは遠い。馬祭りが開かれておりロッジ満室。今日は上り下りが多く疲れたが、景色は最高だ。

5日目
今日はマナン滞在日だ。トイレ、シャワー付きのロッジ宿替え。残雪の残るジグザグ道を登り、チョンコラビューポイント(3,800m)着。チャメピーク、ナイワピーク(マナスルの前峰)が左奥に、アンナプルナⅡ、Ⅳ、Ⅲ、ガンガプルナが目前で、右奥にチリチョピーク、ツル・セントラルが見える。帰りにガンガプルナ氷河が崩れ落ちたガンガプルナ湖に寄り、昼食に美味いパンを食べる。ホテルの前庭でアンナプルナ山群を見ながら日向ぼっこをする。真っ白なマナスルが遠くに見える。馬祭りが始まり、砂ぼこりがすごい。早い馬は走り方がスマートだ。民族舞踊では、男が踊り女が見るのは日本と逆だ。

 


6日目
真っ白のアンナプルナ山群が眩しい。Up Downを繰り返し、ヤク・カルカのロッジ着。景色もイマイチで時間があり過ぎるが、高山病対策には良好だ。

7日目
アンナプルナ山群の形が変わっていく。今日は緩やか上りで楽だ。11時にトロンフェディのロッジ着。明日のことを考えれば、ハイキャンプに行く時間はあるが満室で無理だ。ガイドと明日の峠越えの準備をする。
8日目
4時出発。1時間の急登でハイキャンプ着。ここから残雪、緩やかなジグザグ道を登る。朝日に照らされた山が見えるが、撮る余裕はない。更に登り続け、9時に世界最高の峠トロンラ・パス(5,416m)着。茶店が一軒あるタルチョ旗めく峠だ。直ぐに下りに入り、10月のサイクロンの影響で残雪の多い凍った道をスリップに注意しながら進む。ガイドがピッケルでステップを切ってくれるが、転倒すること4回。非常食でエネルギー補給する。13時フェディ着。ここから緩やかな下りが続き、ヒンズーとチベット仏教の聖地ムクティナートのホテル着。今日は、1,000m登り、1,700m下りキツイ。

9日目
遠くにダウラギリ(8,189m)が朝日に輝き綺麗だ。登山道と車道を繰り返しながら歩く。荒涼たる大地に大きく切れ落ちた渓谷が素晴らしい。ニリギリ3峰(7,061m:north最高峰)とダウラギリが大きくなってくる。古いが今回で一番、掃除の行き届いたオールドカクベニのレストランで美味しいヤクバーガーの昼食。ジョムソンのバスターミナルで、ムクティナートに行く今回初めて日本人と会う。歩いたので綺麗で美味しいものを食べ、沢山の絶景を見た。午後は、急に強風が吹き荒れる。


10日目
今日は予備日。ニリギリ3峰が間直にきれいに見える。りんごの大産地で古くから栄えたマルファまでは車道を歩く。車が通ると土埃がすごい。マルファの大きな寺院の長い階段のマニ車を廻しながら最上階まで登る。英語を話す10歳くらいの少年が堂内を案内してくれた。昼食に名物のアップルパイを食べるのを忘れ残念。土産に杏子酒と乾燥りんごを買う。ネパールの休日は土曜日なので、アップルブランデーの醸造所と河口慧海記念館は見学できず。追い風に後押しされ、ジョムソンのホテルに戻る。


11日目
ホテル直近のジョムソン空港へ。ジョムソンは快晴なのにポカラは曇りで、イライラしながら待つこと2時間。機内からダウラギリは綺麗だが、曇り空でマチャプチャレはシルエット。20分でポカラ空港着。サランコットの丘に行く予定だったが雲が多く止めた。30分でカトマンズ着。