只今帰りました。

只今帰りました。

6月9日、大阪の実家経由で自宅に生還しました。出発した4月は桜が満開でうちの周りはピンク色だったのが、すっかり緑一帯で空もグレーと、今にもミミズが出てきそう。
ネパールから買ってきたスカーフや友人のカシミアセーター、オーガニックコーヒーはすでに大阪で引き渡したので、カバンの中は洗面具と自分の着替えや化粧品ぐらいでしたが、カバンから出して片付けるのが面倒臭く、つい適当にその辺に置いてしまい次回の出発の時には探し回る始末です。翌日は洗濯とカバンの掃除、手編みのショルダーバッグをバケツに入れると水が真っ黒に変化しました。
汚い〜、事務所と私のホテルは徒歩3分もかからないのに、こんなに空気汚染の被害に会うなんて今更ながら驚きました。
ラムさんから新聞でネパールこの先の構想図を見せてもらいましたが、大きな並木道とビルが立ち並ぶ街、いつそうなるのかわかりませんが、それまでに埃で現在生活をしている人達は病気にならないのでしょうか?得るものがあれば必ず失われるものもあるので、それが取り返すことのできないものだったら悲しい。
翌日から木曽川ジョギングを始めましたが、カトマンズの王宮周囲と比べると埃もなく、道は細いですが綺麗。川にゴミも見当たらないし。この環境を得るのに失われたものって何なんでしょうか。わからない。考えながら走っていたらいつの間にかうちの前まで帰っていました。10km、1時間。