ネパールからナマステ パートⅡ

ネパールからナマステ パートⅡ

  • ネパールからナマステ パートⅡ

4月13日の到着後頭痛があり、シート付鎮痛剤を服用してしまって一日半は薬の通り道が痛くて冷や汗でしたが、
翌々日にはトイレでナマステになり、その後発熱で一時はどうなるかと心配でしたが、なんとか洗礼も受け終わり17日からジョムルンというラムさんの村へ行くことになりました。あまり体調も良くなかったので気が進まなかったのですが、以前にも私のブログに登場しました
「ただいま人生の坂道を転がり中」の元こだまツアーズのガイドに、親切なラムさんからもう一度彼がどれだけ変わったか見てあげてくださいとチャンスをあげたらどうかと言われ、本人からも何度かまた日本人のお客様とトレッキングがしたいので戻りたいと電話があり、信頼度は低かったのですが、嫌々ながらも引き受けることにしました。
カトマンズのニューロードからローカルバスで3時間半ほどのダーディンベシまで行き、そこからジャムルン村へのバスに乗り継ぐのですが一日一便のバスは出た後で、翌日朝までバスはなくダーディンベシで一泊することにしました。宿代は1000ルピー。ガイドの部屋代は
800ルピーでこれは村へ行くのに通訳として付いてくれるとみて、私は払ってあげましたが交通費はラムさんからもらっていたので、自分で払ってもらいました。
ガイドのチェック①以前と比べると携帯電話を仕事中(私と同行中)は使わなくなったが、まだ携帯が気になる様子。
②今回の名誉挽回のチャンスに途中でテレビの買い物をし、帰りのバスで持ち帰ることに一生懸命になり、私がいることも忘れ一人バスを降りる。
③携帯電話のバランスがなくなり、緊急でもない電話のためラムさんのお母さんから携帯を借りる。

これではまだまだ坂道を転がってもらうしかありません。

私の村での感想は、たった一日だけの滞在でいろいろ分かるはずがありませんが、ひとつだけ、この村人の心の奥にはどんなことにも動かない、北極星があるんだと感じました。人生の道に迷った私への道しるべとなり、自分の歩きたかった道へと案内してくれました。
なにも便利なものはありません、だけど人間が忘れてはいけないことを揺るがず持ち続ける人々に心が温かくなりました。

この先、もし私がまた何かの縁でネパールの日本語ガイドを育てるために貴重な経験にもなりました。

「温故知新、故きをたずねて新しきを知る。じゃなく、故きを大切に温めて新らしきを知る、以って師となるべし。」